【2018年版】『FPSプロゲーマーはあのキーボードを使ってるのか!』プロ使用率から考えるキーボード購入の手引き書

キーボードを購入したい!

『でも、何を買えばいいの?』

  • 打鍵音の大きさや打鍵感(軸の違い)
  • Nキーロールオーバー対応
  • キーストロークとキーピッチ
  • USB端子、マイク端子、マクロキーなどのユーティリティー
  • テンキーやパームレストの有無、バックライトなど…

といった基準をもとに購入するのですが、ついてる機能はカタカナが多くて意味がわからなかったり、キーの軸によって特徴が違ってどれが良いのかわからなかったり、結局どれが良いのかなんてわからない人のほうが多いはずです。

FPSプロゲーマーの使用率が高いキーボードを調べる

ボイスチャットを使うプロゲーマーや配信をよくするプレイヤーは打鍵音がマイクに入らないよう、打鍵音のうるさい青軸は極力使わないようにしています。ただ、キーボードは日本語配列と英語配列があり、外国人のプロゲーマーは日本語配列のキーボードを選ぶことはないため、私たちが購入しようとするものとは少し違うかもしれません。

とはいえ、どういった視点でキーボードを選択しているのかについては検討してみる余地があり、そのなかで付加価値の高いキーボードはどれなのか、またコストパフォーマンスに優れたキーボードはどれなのかを調べてみたいと思います。

今回は、Steamの同時接続者数が多いFPSの上位3タイトルであるCS:GO、R6S、PUBGのプロ選手のデバイスを調べてみました。

CS:GO (246人中)R6S (259人中)PUBG (89人中)
HyperX Alloy FPS34人Corsair K-70 RGB37人Corsair K-70 RGB8人
Xtrfy K2-RGB24人Corsair K6526人Xtrfy K2-RGB4人
SteelSeries Apex M50013人Razer BlackWidow12人SteelSeries Apex M7504人
SteelSeries 6Gv211人Razer BlackWidow Chroma10人Logicool G Pro4人
Razer BlackWidow X Chroma9人Corsair STRAFE10人Corsair STRAFE4人

Razer BlackWidowは種類が非常に多く、分散してしまうのでランキングはそれほど上位ではありませんが、シリーズでの使用者は結構な数がいます。それにしても、タイトルによって偏りがありますね。

CS:GOは特に偏ったデバイス選びをしていて、マウスであればEC2-A、マウスパッドはQck+、ヘッドセットはHyperX Cloud Ⅱ、そしてキーボードはHyperX Alloy FPSと、人気のデバイスが突出しています。CS1.6から続く古いタイトルなので、デバイスに対しての研究も進んでいるのでしょうか?

総合での使用率

総合での使用率をパーセンテージで出してみると……

プロが使用するキーボードの割合 (594人中)
Corsair K70 RGB54人9%
HyperX Alloy FPS41人7%
Corsair K6532人5%
Xtrfy K2-RGB29人5%
Amazonで取扱なし
SteelSeries 6Gv220人3%

馴染みのない方のために説明しておくと、「Corsair(コルセア)」は、電源ユニット、メモリー、SSDといったPCパーツを扱うアメリカの会社です。「Xtrfy(エクストリファイ)」は、CS:GO強豪チームのNiPが開発に協力しているスウェーデンのゲーミングデバイスメーカーです。2018年1月末に日本に進出してきたばかりです。

 

1位にランクインした「Corsair K70 RGB」ですが、2018年8月に後継機の「K70 RGB MK.2」が発売されました。手首を置くための「パームレスト」や交換用のキーキャップ、マウスなどを接続できるUSB端子、特定のキーをマクロ化したり無効化したりできるソフトウェア”iCUE”対応、LEDイルミネーション搭載など…ゲーマーに必要そうなものは何でも揃っているという印象を受けました。

2位にランクインした「HyperX Alloy FPS」は、フルキー仕様にしてはサイズが小さく、ケーブルが着脱式でポーチが付属しているなど、持ち運ぶ前提の作りとなっています。オフライン会場に持っていくプロのための作りと言えます。

5位の「SteelSeries 6Gv2」は2010年に発売された人気モデルですが生産は終了しており、現在は後継機である「SteelSeries Apex M500」が発売されています。CS:GOでは後継機が3位にランクインしていることからも人気が伺えますね。

 

シリーズものは個別カウントなのでランキングには載りませんが、Razer BlackWidowの使用者を数えてみると、シリーズ合計(Chroma,X,Ultimate,TEなど)でぴったり100人でした。人気シリーズであることは間違いないようです。日本で有名な「Majestouch」や「Realforce」はほとんど見られず、594人中、わずかに1名ずつでした。

軸による違い

多くのキーボードには王道のCherry社のキースイッチが搭載されています。キースイッチには軸の色で特色が分かれており、赤軸・茶軸・青軸・黒軸…その他諸々といった種類があります。

赤軸茶軸青軸黒軸
クリック感:なし
押下圧:約45g±15g
クリック感:あり
押下圧:約45g±20g
クリック感:あり
押下圧:約50g±15g
クリック感:なし
押下圧:約60g±20g
◆キーを押し下げるほどスイッチが重くなっていくリニアストロークタイプ。

◆滑らかな軽いキータッチでさくさく入力できる。

◆静かにタイピングしたい方にも人気のスイッチ。

◆接点部にごくわずかにソフトな感触があるタクタイルタイプ。

◆スタンダードなタイプなので初心者から上級者まで幅広い層に人気のあるスイッチ。

◆接点部にはっきりとした感触があり、カチッと高い音がなるため、メカニカルらしい爽快な入力が実感できます。

◆VCに音が入って迷惑なため、おすすめできないスイッチ。

◆赤軸と同様クリック感のないリニアストロークタイプ。

◆重いバネ圧を利用した高い反発力が指に心地よく、キーの戻りも速いので高速で長文を入力する方にオススメ。

写真:FILCO – FILCOキーボードに使われているCHERRY MXスイッチの種類

赤軸:押下圧が弱く、軽い力でキーを押し込むことができるので反応速度が若干速くなります。おすすめです。

青軸:なぜかゲーマーに人気とよく言われますが、実家住みであれば家族にもうるさいと言われ、VCにもキーボードの音が入ると言われ、自分は気にならなくても周りが気にすることが多いので、あまりおすすめできません。

黒軸:反発力の強さから高速入力ができると謳われています。ただ押下圧が強いので他の軸に比べると指の力を要するので、長時間プレイすると少し疲れてしまうかもしれません。

結論

「Corsair K70 RGB」はミドルハイエンドの製品ということで、やはり価格は高めです。キーボードにも妥協したくない、下記で挙げている機能に欲しいものがいろいろある、そういう方が購入を検討することになります。

一方で、「HyperX Alloy FPS」や「SteelSeries Apex M500」はミドルエンドの製品で、よくあるゲーミングキーボードの価格になっています。複数キー同時押しである”Nキーロールオーバー”にはもちろん対応していますから、テンキーレスが欲しければ「HyperX Alloy FPS Pro」を選んでみるのも良いかと思います。

注意すべきは”日本語配列”と”英語配列”の違いです。画像をよく見ればわかりますが、英語配列では変換・無変換キーがないためスペースキーが長く、エンターは縦ではなく横に伸びています。スペースバーが長いとジャンプしやすいので、ジャンプを多用するゲームでは重宝します。逆にエンターが縦に短いのは打ち感を損ねるので、そのあたりはちゃんと理解した上で購入するようにしましょう。

 

Corsair K70 RGBのスペック
 
  • 日本語配列 108キーボード
  • カスタマイズ可能なRGBバックライト搭載/統合管理ソフトウェア「iCUE」に対応
  • 8MBのオンボードメモリーを装備
  • 全キーにマクロ設定が可能
  • Nキーロールオーバー、100%アンチゴースト機能に対応
  • Windowsロック機能対応
  • USBパススルーポート搭載
  • FPS/MOBAキーキャップやパームレストを付属
  • 2年保証
HyperX Alloy FPSのスペック
  • FPSゲームに最適なコンパクトデザイン
  • キー耐久性:5000万回、キー弾力:45±15g、キーストローク:4-0.4mm
  • キー配列:104キーの英語配列
  • 持ち運びしやすく、取り外し可能なケーブル付属
  • 携帯電話の充電に便利なUSB充電ポート付き
  • ゲームモード、100%アンチゴースト、Nキーロールオーバー機能
  • HyperXを象徴する赤色LEDバックライト、カラーリングと表面加工を施したキーキャップ

 

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